ぺろりんちょの村長日誌

犬と猫と畑を愛する村長は、愉快な村人を募集中です。

鶏モモ 鶏むね 鶏ささみ

減量中の選択肢としては、鶏むね一択というのが、最近の風潮ですね。昨今のテレビ番組では、ささみよりも、とりむねに特定のペプチドが含まれてていいなんていう、凄くマニアックな情報も共有されるようになってます。それに、有名お笑い芸人で『筋肉芸人』を自称する方が、ささみの食べ過ぎで通風になったなんてのも『若者のササミ離れ』という社会現象を生んでいる一因ではないかと思います。(ふざけすぎ
さて、話題にも上らない鶏モモ肉ですが、せっかくなんで、いろいろ比較してくまとめを一度やっておこうと思います。

カロリーとたんぱく質のこと

今回は、100g基準で書いていきますんで、とりむね肉は、一枚200g、鶏もも肉は一枚250g、ささみは一本40gってのもメモ程度に書いておきます。

鶏モモ肉 皮付き  200kcalでたんぱく質16g
     皮無し  116kcalでたんぱく質18.8g

鶏むね肉 皮付き  191kcalでたんぱく質19.5g
     皮無し  108kcalでたんぱく質22.3g

鶏ささみ      105kcalでたんぱく質23g

雑感として、鶏ささみが最強に見えますよね。純粋にカロリー制限するなら、鶏ささみでファイナルアンサーなんじゃないかとも思えます。
ただ、そもそも何のために鶏肉を食べてるかですね。
単純にたんぱく質を取りたいのであれば、これはもう、満場一致でプロテインの方が安いし楽ですよね。この楽っていうのは、調理が楽で食べるのが楽って意味です。
値段は言うまでもないですね。体重一キロ当たり、2gのたんぱく質を摂ろうと思うと僕の場合一日に、250g程度ですね。
鶏ささみに換算すると、1.1㎏ゆでるなら1.2㎏近く食べないといけませんね。つまり30本。
正直、糖質もまともにとってはいけない環境で、この30本を毎日食べ続けるのはめちゃめちゃしんどいと思いますね。

低糖質ダイエットと鶏肉

結局、求められる方向性と食事の制限がダイエットのやり方によって全然変わってくるので、これは分けて書いた方が整理しやすいと思います。低糖質ダイエットは、僕が最初の18日間ほど続けてきたダイエットですね。朝と昼だけは多少の炭水化物(僕の場合は玄米ご飯)を食べて、夜だけは炭水化物を抜く。たんぱく質はやはり体重1㎏あたり2gを目指す。
この場合は、絶対鶏むね肉か鶏ささみがおすすめですね。これまで勉強してきた通り、完全なケトジェニック状態でない場合には、脂肪分は結構な割合で体脂肪として定着してしまうということなので、脂肪分はひかえたるに越したことはない。また、炭水化物で一日の摂取カロリーがかなり圧迫されるので、正直固形物からとるカロリーはできるだけ抑えた方がいろいろなものが食べられていい。
ちなみに、体重を落とすということだけなら、たぶんこの方法が最強だと思います。動画を見てもらっても明らかですが、水泳2時間週3回と併用するだけで毎日1㎏近く体重が落ちました。
もちろんデメリットもあってガンガン筋量と筋力が低下していきますので、それが嫌な人には不向き。

ケトジェニックダイエットと鶏肉

ケトジェニックダイエットが前述の低糖質ダイエットと最も違う点は、炭水化物、とりわけ糖類の摂取を極限までカットする点ですね。この結果、体は糖分を当てにしないで体内で生成したケトン体を燃やしてエネルギーにする。インスリンの働きも緩やかなので、食事からとった脂肪分もなかなか体脂肪に変換されない。
このダイエットをやる場合には、僕個人の感覚として、鶏モモ肉がいいと思いますね。というのも、ケトジェニックダイエットの成功のためには多くの書籍などで、毎日一定量の油を取りましょうとかいてあります。
これは、ケトジェニックダイエットにおいて主なエネルギー源が体内の脂肪と口からとった脂肪分だからだとされているためです。油分が足りていないと、日常生活の中で体の筋肉をどんどん分解してエネルギーにしてしまうということになってしまうのだそうです。
ちなみに、どれくらいとらないといけないかというと、最低70g(体重60㎏あたり)程度なんだそうです。
鶏ささみでいうと約200本分摂らないと油分は足りません。鶏もも肉であれば、皮付き2枚で70gになります。皮なしなら4枚程度。
もちろん足りない分をほかのものから摂取するということもできますが、大さじで3杯も4杯も、僕の体重であれば6杯も8杯も油を飲むのはやはり抵抗がありますし、体重の減少が滞っているときには気が進みません。
僕が今試しているパターンは、皮なしの鶏もも肉とプロテインを組み合わせて、食事には必ず小松菜のスムージーを添えるというサイクルです。これでうまくいけば、ケトジェニックの一つのメソッドとして改めておすすめしたいと考えています。

結論

ダイエット方法をよく加味してどの肉を食べるか選んだ方がいい。また、足りない栄養素は無理に肉からとらずに、サプリメントに任せた方がいい場合もある。